北修学園マーチングバンド“フラッシュキッズ” 秋祭りオープニング演奏レポート

🌾 地域に愛され続けて35年

先日、私が指導している【北修学園マーチングバンド “フラッシュキッズ”】が、

地域の秋祭りのオープニング演奏を担当しました。

フラッシュキッズは今年で結成35年。

実はこの地域の夏祭りや秋祭りには、創立当初から毎年出演しているのです。

親子三代で応援してくださる方も多く、

「自分が子どもの頃に吹いていたんだよ」と声をかけてくださるお客様もいらっしゃいます。

地域の歴史とともに歩んできたことを実感できる瞬間です。

🎶 小学生だけじゃない！幅広いメンバー構成

フラッシュキッズのメンバーは小学生が中心ですが、

園児や中学生も一緒に活動しています。

一般的に小学校の金管バンドは4年生以上から参加できることが多いのですが、

フラッシュキッズでは1年生からトランペットやコルネットを演奏します。

小さな身体で一生懸命に楽器を構える姿はとても印象的で、観客の目を引きます。

音を出すこと自体は低学年でもできますが、

演奏を続けるには肺活量や指の力が必要です。

最初は音が途切れたり、ピストンがうまく押せなかったりと苦労します。

それでも少しずつ吹けるようになり、

音楽になっていく過程は、子どもたちにとっても大きな喜びです。

観客の前で小さな子どもが真剣に吹いている姿に「すごいね！」と

拍手を送ってくださるお客様も多く、

温かい声援が子どもたちの背中を押してくれます。

今回の秋祭りには、9月に入団したばかりのメンバーも初出演しました。

入団からわずか数週間で大半の曲を覚えてしまうという頑張り屋さん。

本番では緊張しながらも、しっかりと音を出し、最後まで演奏をやりきりました。

演奏後の「楽しかった！」という笑顔には、見守っていた私も思わず胸が熱くなりました。

演奏が終わるごとに湧き上がる大きな拍手や歓声。

小さな子どもたちの演奏には、世代を超えて人を感動させる力があるのだと改めて感じます。

地域のお祭りで演奏することは、子どもたちにとっても大きな自信となり、

音楽の楽しさを深く知るきっかけになります。

フラッシュキッズは結成35年、地域とともに歩んできたマーチングバンドです。

今回の秋祭りでも、低学年の子どもたちや新メンバーが大活躍し、たくさんの拍手をいただきました。

これからも、子どもたちが音楽を通じて自信を育み、

地域に元気を届けられるよう活動を続けていきます。

来年の秋祭りもどうぞお楽しみに！