2023年7月に、日本に上陸した【Temu】ですがもうすぐ2か月半経ちましたが、SNSの評判や口コミはどうなっているのでしょうか?
「なぜこんなに安いんだ?」
「こんなに安くて大丈夫なの?」
「安くて胡散臭い。」
筆者は【Temu】というサイトはどんなサイトなのか?知る為に5回ほど買い物をしています。
残念ながら、全て完璧な商品が届いているわけではありませんが、
サイトで情報を抜かれるなどの口コミもありましたが、
実際に情報を抜かれたという話はありません。
なぜ安いのか?
Temuのモデルは「完全なる安さの実現」を目指した自社管理型のサイトで、
Amazonや楽天と違い、出店者ではなくTemuが販売価格を設定し、
マーケティング・顧客獲得・フルフィルメントまでを行い、
※通信販売やECにおいて、受注から配送までの業務
〈受注、梱包、在庫管理、発送、受け渡し、代金回収まで〉の一連のプロセス全体のこと
サプライヤー(売り手企業)である加盟店は商品を倉庫に準備するだけで、
米国等をはじめとする海外消費者への販売を可能にしています。
簡単に言えば、
加盟店は【Temu】の倉庫に商品を送れば、
受注から発送、在庫管理、代金回収まで全部やるので、
中間業者が入らないので、商品を安くできるようです。
元々の商品の価格は安くても中間業者が入ると商品の値段が数倍になっていくのを、
中間業者を全部カットしているので、商品を安く提供できるようです。
加盟店にも恩恵がある
消費者が驚くほどの安価な販売価格を実現するため、
さきほども書いた通り中間業者を徹底的に省き、
Temuは生産工場と直接取引をおこなっています。
また、サービスの急拡大を狙い、加盟店にも恩恵を受けさせることを目的とし、
現時点での加盟店の手数料と保証金は0円。
Temuの持つ広州の倉庫に配送するための
物流コストでさえ半分をTemuが負担しています。
これだけにとどまらず、低価格を完全実現するために
【Temu】には価格を監査する独自のシステムがあるらしく、
販売者の価格が類似商品の価格より高い場合は、
Temuは加盟店に再見積もりを依頼する仕組みになっているそうです。
うるさいくらい親切にお知らせ
【Temu】はフルフィルメントをしているので、
サイトからカートに入れていた商品などの
状況、価格の変化や、品切れ・商品補充などの情報も
登録した携帯のショートメッセージやメールによく送られてきます。
「通販アプリ・Temuは危険過ぎるのでインストールすべきではない」は本当なのか?
市場調査企業のGrizzly Researchが、
中国の通販サービス【Temu】の提供する公式アプリがユーザーの知らないうちに
スマートフォンのデータにフルアクセスして
大量の情報を引き出すスパイウェアであるとして、
警鐘を鳴らした記事を投稿しています。
しかし、このGrizzly Researchの主張に対して
「アプリがスパイウェアというのは言い過ぎだ」という批判も多く集まっています。
Grizzly Researchは民間の市場調査企業なので政府の機関ではなく、
かなり推測で記事は書かれているようです。
SNSには同様の記事を挙げている方もいます。
商品は大丈夫なのか?
では実際に送られて来る商品はどうような評価をされているのでしょうか?
SNSで挙げられているコメントはこんな感じです。
先日【Temu】という激安サイトで買ったバッシュを早速試着してみましたが、
全体的に柔らか過ぎたので、このバッシュでプレイするのは止めておきます。
一緒に買ったマッサージガンは普通に使えているので、毎日重宝しています。
初めてTEMUで買ってみたんだけど、資材やっす!!!
トミカケースは破損してたけど(秒で返金してくれた)、
柔らかいもの、チャーム等を買うのは良いかも!!!
Temuで注文したものが無事届いた!! 箱には入ってなくてぎゅうぎゅう詰めだったけど中身は特に問題なし(笑)
最近ネット広告によく登場する Temu という中華通販サイトで2千円台の靴を購入。今日届いたのでさっそく試用。 安物だけあってクッション性など皆無。靴底がかなり平坦。射撃場を歩いてもBB弾が挟まらない。 といった理由から射撃用によさそうでした
ただし普段履きにはちょっと…といった感じ
と買い物をした方のSNSでの感想は概ね良い口コミも多く、
わたしも買った服は色落ちもせずにステージ衣装として十分に着れます、
しかし、一緒に買ったショルダーバックは速攻で壊れたので、
【Temu】に返品をお願いすると速攻でTemuクレジットで返ってきました。(返品は不要とのことでした)
勿論、全然だめだというコメントもありました。
電子機器などは壊れやすい、作りが荒いといったコメントもあります。
各国で爆発的な人気になった秘密は友達紹介特典
Temuは、「Team Up, Price Down(一緒に買うと安くなる)」を
意味して名付けられた言葉だそうで、
「一緒に買う」と聞くと、シェア買いや共同購入を想定されるかもしれませんが、
どちらかというと「安くするために友達にアプリを招待しよう!」という意味が強かったようです。
Temuは、「Invite Friends(友達招待)」の導線が多く、
ネットゲーミフィケーションで
( ゲームを本来の目的としないサービス等にゲーム要素を応用することで、
利用者の意欲の向上やロイヤリティーの強化を図ること)
サービスの拡散がされていくことを意識しているような気がします。
米国版のTemuには「フリーギフトコーナー」と呼ばれるものがあり、
ここから好きな商品を選び、配送情報などを入力します。
「これらの商品を無料でもらうためには友達5人招待しよう!」というポップアップがあり、
新たに自分の友人をお客さんとしてTemuに呼び込むことで、
実際に商品が無料で送くられてくる仕組みです。
このような機能をうまく使うことで、
Temuはユーザー数を爆発的に伸ばしていったようです。
日本版の友達招待の特典は?
日本版のサイトでは最初はそのような特典はありませんが、
筆者の場合は3回目の買い物をした後に、
「友達招待で商品を無料で5個ゲット」と「10000円クレジットを貰おう」
というポップアップ(特典)が出現しました。
どちらとも友達招待をすると貰えるようです・・・が、何人とは明記されていません。
筆者は友達が少ないので3人しか招待できませんでしたが、
3人では特典を貰う事はできなかったので、
5人は友達招待をしないと駄目だと思います。
本当に特典をいただけるなら、激熱ですよね。
値段がコロコロ変わる
わたしが初めて買い物した時は2400円以上で送料無用となっていましたが、
9/19現在、筆者はポップアップ(特典)で送料無料・返品無料と表記されています。
残り時間がカウントダウンされていますが、大丈夫です。
午前0時にリセットされるだけなので大きな問題ではありませんが、
クーポンの使用は、獲得してから24時間以内となっています。
使用しないとクーポンは消滅します。
商品は常に世界で売買されているので、残り何個とか、現在何個売れました、
などのアナウンスがショートメッセージや登録しているアドレスに、
頻繁に情報が入ります。
気になったものはカートに一度入れておくと、
値段が変わった時や売り切れ間近な時、商品が補充された時に教えてくれます。
・「カートに入っている○○が221円お得に買えるようになりました」
・「○○は売り切れたので、類似品をご確認ください」
・「カートに入っていた、○○が再入荷しました」
かなり丁寧にアナウンスしてくれますが、
カート内の商品が多いと引っ切りなし情報が送られてきます。
毎日変わるクーポン
【Temu】は使えば、使うほど得する仕組みのようです。
毎日クーポンの内容が変わってきます。
送料は基本○○○○円以上で無料となっていますが、
買い物の回数が増えてくると送料無料クーポンも貰えます。
”合計3900円以上の商品を購入で、今後のご注文で¥10,500クーポンバンドルを取得できます”
などとポップアップで教えてくれます。(他にも5500円以上購入で、17700円のクーポンバンドルが取得できるなど)
¥10,500クーポンバンドルとは”合計10500円分の次回から使える3種類のクーポン”のことで、
この場合3900円分の商品を購入するとクーポンをゲットできるということです。(17700円分の4種類もあります。)
クーポンの割引率
3種類のクーポンの内訳は
【4500円以上購入で1500円OFF】
【7000円以上購入で3000円OFF】
【15000円以上購入で6000円OFF】と破格なクーポンですよね。
でもよく考えると、
4500円の1500円OFFは33%引き、
7000円の3000円引きは43%引き、
15000円の6000円OFFは40%引き、
買い物を数回していると、こんなのもありました。
22000円の7200円OFFは33%引き、割引率はマチマチで驚きます。
こんな感じで○○○○円以上買い物すると、
次の買い物で使えるクーポンなどを貰えるのですが、
基本24時間以内に使わないといけないので、
次々と買い物をしないと恩恵が受けれません。
そのあたりは改善してほしいです。
もし欲しいものがたくさんある時は、1回で爆買いするよりも、
数回に渡って買い物したほうがお得な時もあります。
それとクーポンを使う時は、
決算の時にしっかりと【クーポンコード】を入れるようにしましょう。
支払い方法
”クレジットカード”・・・
Visa・MasterCard・JCB・AMEXなど国内で主要なブランドは全て利用できるため、
不便に感じることはありません。
”コンビニ払い”・・・
クレジットカードやデビットカードを持っていない方でも利用できます。
ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマートという
主要なコンビニで基本的に支払い可能です。※一番手軽で、心配なし
”デビットカード”・・・
クレジットカードはないけど、デビットカードなら持っている方も多いはず、
あと安いから買い過ぎちゃうという方はデビットカードの方が◎でしょう。
※しかし、わたしのデビットカードは使えませんでした。デビットカードはつかえないのかな?不具合なのか?
”バンドルカード”・・・
年齢制限や審査なく作成できるチャージ式のVisaカード代わりに使える
バンドルカードもTemuでは対応しています。
バンドルカードは本名の登録が不要なので、
Temuに個人情報を知られたくない方やクレカを持っていない方にもおすすめです。
”PayPal”・・・
世界中で愛用されている決済サービスのPayPal(ペイパル)も、Temuでの使用が可能。
クレジットカード情報をTemu側に伝えることなくクレジットカード払いができるため、
Temuの利用者の多くがPayPalでの決済を選んでいるようです。
”Apple Pay”・・・
TemuではApple Payを支払い方法として選べるため、スマホでサクッと支払いOK。
”Google Pay”・・・
スマホ決済ではApple Payに加え、Google Payも支払い方法として選択できます。
筆者はコンビニ払いで買い物をしています。
カードを使うと買い過ぎちゃうこともありそうですし、
コンビニ払いならカードを登録しなくてもいいのでコンビニ払いが一番心配ないと思います。
まとめ
日本に上陸してまもなく3か月になりますが、
同じ激安サイト”SHEIN”も初めは敬遠されたことを考えると
まだまだこれから盛り上がりそうな余地はありそうです。
実際に取り扱っている商品は中国物販をやっている方々と、
ほとんどの商品は同じものばかりなので、
全てが安かろう・悪かろう、ダメという訳ではなさそうです。
もし、不良品などがあった時は返品すれば、
Temuクレジットで戻ってくるので次の買い物で使えますし、損をすることはないような気がします。
【Temu】は使い方によってはお買い得に商品をゲットできそうなので、
これからもサイトの良いところ、悪いところを、包み隠さず書いていきたいと思います。
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