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「木のぬくもりが響く楽器、マリンバの世界」

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楽器紹介
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マリンバは、木で作られた鍵盤を「マレット」と呼ばれるばちでたたいて音を出す打楽器です。

見た目は大きな木琴のようですが、その音色には独特のあたたかみがあります。

低い音は体の奥まで響くように深く力強く、高い音はまるで光がきらめくように明るく響きます。

そのため、聴いている人の心を包み込むような不思議な魅力があるのです。

さらにマリンバは、ひとりでメロディもリズムも奏でられるので、

まるでひとつのオーケストラのような表現ができます。

やさしい子守歌のように静かに奏でたり、元気いっぱいの曲をリズミカルに演奏したりと、

幅広い音楽を生み出せる、とても表現力豊かな楽器です。

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🎵 マリンバってどんな楽器?

マリンバの起源は、遠い昔のアフリカにあるといわれています。

人々は木の棒や、音を反響させるためのひょうたんを組み合わせて、

自然の中にある音を楽しんでいました。

その素朴で工夫に満ちた楽器作りが、マリンバのはじまりでした。

その後、この楽器は南米へと伝わり、地域ごとの文化や音楽に合わせて少しずつ改良されていきます。

そして長い時間をかけて、現在私たちが目にする美しい形のマリンバへと発展していきました。

20世紀に入ると、マリンバはクラシック音楽や現代音楽の世界にも取り入れられ、

本格的な演奏楽器として注目されるようになります。

今では、コンサートホールや学校、さらには街のイベントなど、

世界中のさまざまな場所で演奏され、多くの人々に愛されている楽器なのです。

「音楽工房TOTOとまと」コンサート風景より

🎵 どうやって音を出すの?

マリンバは「ばち(マレット)」と呼ばれるスティックで、木でできた鍵盤をたたいて音を出す楽器です。

  • やさしくたたけば … 「ぽろん」と木のぬくもりを感じるあたたかな音が響きます。
  • 力強くたたけば … はっきりとした存在感のある音になり、会場全体を包み込みます。

さらに、マレットの種類を変えることで音色はぐっと広がります。

  • 毛糸で巻かれた柔らかいマレット … ふんわりとやさしい音。
  • 硬めのマレット … クリアで鋭い音。
  • ゴム製やラバーのマレット … 明るくはっきりした音。

演奏者は場面に合わせてマレットを選び、音の表情を作り出しているのです。

また、マリンバ奏者は両手に2本ずつ、時には片手に3本ずつ、

合計4本や6本のマレットを使うことがあります。

複数のマレットを操ることで和音を同時に鳴らしたり、

速いフレーズを滑らかに奏でたりできるのです。

その演奏姿はダイナミックで迫力があり、

まるで木の鍵盤が歌っているかのように感じられます。

『音楽工房TOTOとまと』でのマリンバ

私たちのコンサートでも、マリンバは欠かせない大切な主役のひとつです。

明るく楽しい曲では、マリンバの軽やかな音がリズムを引き立て、

会場全体を元気いっぱいに盛り上げてくれます。

反対に、ゆったりとした曲では、木のあたたかみを感じさせるやさしい響きが、

聴く人の心をふんわりと包み込みます。

まるで木のぬくもりそのものが音になったようで、

会場にいるみなさんの表情も自然とやわらかくなっていきます。

とくに子どもたちには大人気で、

「大きな木琴みたい!」「森の音がするみたい!」といった声がよく聞かれます。

ステージから広がるマリンバの音は、

子どもも大人も一緒に笑顔にしてしまう、不思議な力を持っているのです。

「音楽工房TOTOとまと」コンサート風景より

また、プログラムの中では楽器同士のかけ合いも楽しんでいただけます。

たとえば、定番曲のひとつ「サン=サーンスの《白鳥》」では、

マリンバが白鳥そのものを表現し、なめらかで美しい音色でその姿を描きます。

一方、エレクトーンは湖面に広がる水の波紋を音で描き出し、

ふたつの楽器が寄り添うことで、一枚の絵のような世界が広がります。

こうしてマリンバは、単なる伴奏の楽器ではなく、

物語を語り、風景を描く“語り部”として大活躍しているのです。

マリンバで育つ力

マリンバの演奏を体験することで、子どもたちは楽しみながらたくさんの力を育むことができます。

  • リズム感
    マリンバの鍵盤をたたくとき、子どもたちは自然に拍子を数えたり、音の流れを感じたりします。体を揺らしながらリズムを取るうちに、遊びのように無理なくリズム感が身についていきます。
  • 集中力
    並んだたくさんの木の鍵盤の中から正しい音をねらってたたくには、目と耳と心をしっかり使う必要があります。「次はこの音!」と集中して打鍵する経験は、音楽だけでなく日常生活での集中力にもつながっていきます。
  • 表現力
    マリンバは、やさしくたたけば木のぬくもりを感じるやわらかな音、力強くたたけば堂々とした迫力ある音が出ます。強弱やテンポを工夫することで、同じ曲でもまったく違った雰囲気を表現できるのです。子どもたちは自分の気持ちを音にのせ、「自分らしい音楽」をつくり出す喜びを味わえます。
  • 達成感
    はじめは難しく感じるフレーズでも、練習を重ねて1曲を最後まで弾ききったときには大きな達成感が待っています。「できた!」という喜びは自信となり、さらに次の挑戦へと背中を押してくれます。

マリンバは、ただ音を楽しむだけでなく、

子どもたちの心と体の成長をやさしく支えてくれる楽器です。

学びと遊びがひとつになったような体験ができることも、

マリンバの魅力のひとつだといえるでしょう。

🎵 覚えておいて!

マリンバは大きな楽器なので、演奏するときには姿勢や手の使い方がとても大切です。

正しいフォームを意識することで、きれいな音が響くだけでなく、体への負担も少なくなります。

まず、立ち姿勢から整えましょう。背筋をすっと伸ばし、両足を肩幅に開いて立ちます。

こうすることで、自然に体のバランスが安定し、楽器全体を見渡せるようになります。

次に、マレットの持ち方です。マレットは鉛筆を持つように軽く握り、力を入れすぎないのがポイント。

指先でしっかり支えつつ、手のひらには余裕を持たせるとコントロールしやすくなります。

そして、音を出すときに大切なのは手首の使い方

腕全体をガチガチに動かすのではなく、手首をやわらかくしならせるように振ると、

木の鍵盤から澄んだ音が生まれます。

手首が硬いと音が詰まってしまうので、「しなやかにバウンドさせる」イメージでマレットを動かすとよいでしょう。

小さなお子さんがマリンバを使うときは、大人がそばで姿勢や持ち方をサポートしてあげると安心です。

「背中をまっすぐにしてごらん」「手首をふんわり動かすといいよ」と声をかけるだけでも、

演奏の音がぐんと変わります。

正しい姿勢とマレットの扱い方を覚えることで、マリンバの響きはぐっと美しくなります。

ちょっとした工夫で「音が変わった!」と感じられる体験は、演奏をもっと楽しくしてくれるでしょう。

📅 まずは体験レッスン!

  • 日時:ご連絡ください(予約制)
  • 場所:江別市大麻東町ニュープラザ内(アクセス良好)
  • 持ち物:手ぶらでOK!
  • お申し込み:notomiki.0701@gmail.com 
  • HP(ホームページ):https://tototomato.com/

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