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【札幌近郊・全道各地で出張コンサート】北海道ケンハモ団in鷹栖町 遠征グルメ記録

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北海道ケンハモ団
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9月25日・26日の2日間、私たちは北海道鷹栖町にある「メロディーホール」でコンサートを行うために、

たくさんの楽器やPA機材を車に積み込み、札幌から遠征してきました。

いつも札幌近郊での演奏活動が中心なので、こうした小旅行を兼ねたコンサートは、

私たちにとって特別な時間になります。

札幌近辺の演奏会とは異なり、鷹栖町でのコンサートは前日にリハーサルが入ります。

そのため、本番前日から現地に入り、ホテルに宿泊し、翌日に備えるという少し非日常的なルーティーン。

荷物を運び込み、会場で音響の確認をしていると、

だんだん「いよいよ本番だ」という気持ちが高まってきます。

そんな遠征先での大きな楽しみのひとつが「食事」です。

慣れない土地でのリハーサルや準備は体力も気力も使いますが、

その疲れを癒してくれるのが、地元で味わう美味しい料理。

普段の演奏活動ではなかなか立ち寄れない、

現地ならではの名店や評判のお店を訪ねることは、

私たちの遠征に欠かせないご褒美のようなものです。

地元ならではの食材を使った料理に舌鼓を打ちながら、

「あぁ、この町で演奏できて良かった」と心から思える瞬間があります。

お腹も心も満たされるそのひとときは、

翌日の舞台に向けてエネルギーをチャージする大切な時間。

今回はそんな鷹栖町でのコンサート遠征を「グルメ編」として、

みなさんに少しご紹介していきたいと思います。

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前日リハーサル後の夕食「炉端と地酒 居酒屋まる文 すが原」

前日リハーサルを終え、さて夕食はどこに行こうかとメンバー全員で相談。

お腹もすっかり空いていたので、「今日は地元の美味しいお店を開拓しよう!」と気合を入れて向かったのですが……

最初に狙っていたお店は残念ながら定休日。

気を取り直してもう一軒候補にしていたお店に足を運ぶと、

そこでは「ご予約は受けていないので直接来てください」との案内。

勇んで訪ねてみたところ、なんと8組ものお客さんが順番待ちをしているではありませんか。

リハーサルを終えたばかりでお腹をすかせたメンバーの中には「もう待てない!」と声を上げそうな人もちらほら。

これ以上の空腹は小さな“反乱”に発展しかねないと察したメンバーは、すぐにホテルのフロントへ相談。

すると、にこやかにおすすめしていただいたのが「炉端と地酒 居酒屋まる文 すが原」でした。

暖簾をくぐってお店に入ると、木の温もりが漂う落ち着いた雰囲気。

どこか懐かしくて肩の力が抜けるような空間に、思わずホッと息をつきます。

そして何より驚いたのが、メンバーの一人・菅原麗の名字とお店の「すが原」が同じだったこと。

これは何かのご縁かもしれない、と小さな運命を感じながら席につきました。

料理のおすすめは、お店自慢の「大海老の湯葉天婦羅」。

プリッとした大海老をサクサクの湯葉で包み込んだ一品は、

口に運んだ瞬間に思わず笑みがこぼれる美味しさでした。

他にもメニューを眺めているうちに、気がつけばテーブルの上は“茶色い料理”のオンパレード。

唐揚げ、串焼き、煮込み料理……どれも香ばしい色合いと深い味わいで、

空腹を一気に満たしてくれます。

そしてお酒。飲み放題をお願いしたのですが、

「せっかくだから元を取らなきゃ!」と気合を入れ、しっかりと堪能させていただきました。

グラスを重ねるたびに笑い声が大きくなり、

食事とお酒とですっかり心も体も満たされる夜となりました。

こうして鷹栖町での最初の夜は、偶然のような必然のようなご縁に導かれて、

美味しい料理と楽しいひとときを過ごすことができたのです。

笑い声と美味しいお食事で、お酒がすすむ!

本番後のご褒美ランチ「らーめんや天金 四条店」

2件目のグルメスポットは、コンサート本番を無事に終えた後。

ちょうどお昼どきに差しかかり、

「せっかく旭川まで来たのだから、やっぱり旭川ラーメンを食べたいよね!」と意見が一致。

そこで私たちが向かったのは、半世紀以上にわたり観光客から地元の人々まで幅広く愛され続け、

行列の絶えない大人気店「らーめんや天金 四条店」です。

天金といえば、旭川ラーメンの元祖ともいわれる存在。

豚骨ベースのスープに、濃厚でコクのある醤油だれを合わせた一杯は、

まさに旭川のソウルフード。

どんな味に出会えるのかと、車を走らせる間から期待が高まっていました。

幸いなことに、到着したのはお昼より少し早い時間帯。長蛇の列を覚悟していたのですが、

意外にもほとんど待つことなく、すんなり店内へ案内していただけました。

中に入ると、そこにはいかにも名店らしい活気あふれる光景が広がっています。

観光客らしい親子連れ、ランチ休憩中と思われる仕事仲間の4人組、

そしてひとりで堂々とテーブル席に座る若い女性の姿もありました。

観光で訪れる人もいれば、地元の常連さんも足繁く通う

……そんな「誰からも愛されるお店」であることが、客層を見ただけで伝わってきます。

私たちが注文したのは、もちろん看板メニューである「醤油ラーメン」。

しかも大盛り!さらに餃子6個に小ライスも追加して、がっつりといただくことにしました。

運ばれてきたラーメンは、黄金色の油が表面をきらめかせ、芳醇な香りが立ちのぼります。

麺をすすると、濃厚で奥深い醤油の旨みが豚骨スープに溶け込み、

口いっぱいに広がる幸せな味わい。

思わず「これぞ旭川ラーメン!」と唸ってしまうほどの完成度でした。

左が野菜ラーメンの醤油、右がわたしの醬油ラーメン大盛り

そして食後のひとコマ。

メンバーの“うららん”が店を出るなり大声で、

「なんだか後味がフランス料理みたいだった!」と叫び、周囲を笑わせてくれました。

確かに、ただ濃いだけの醤油ラーメンではなく、

最後にほんのりと上品さが残る奥ゆかしい味わい。

彼女のユニークな感想も、あながち間違いではないのかもしれません。

こうして私たちは、名店の暖簾をくぐり、旭川ラーメンの奥深さをしっかりと堪能することができました。

舞台の緊張から解放されたあとの一杯は、格別の美味しさでした。

遠征グルメを振り返って

こうして鷹栖町での遠征は、音楽の舞台だけでなく、美味しい料理との出会いにも恵まれた2日間となりました。

居酒屋での温かいおもてなし、名店ラーメンの奥深い味わい。

どちらも心に残る体験であり、仲間と分かち合った思い出は

コンサートの成功と同じくらい大切なものになりました。

遠征先での「食の時間」は、演奏と同じくらい私たちを支えてくれる大切なエネルギー源。

次に訪れる町では、どんなご縁や美味しい出会いが待っているのでしょうか。

音楽とグルメ、その両方を楽しみに、また新たな旅へと歩みを進めていきたいと思います。

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