競馬に興味のある人にはお馴染みのG1ファンファーレではあるが、
一体、このファンファーレは誰が作曲したのか知っていますか?
実は関東・関西で違うのも知っていますか?
関東G1ファンファーレ
関東(東京・中山)のG1レースで演奏されるファンファーレは、
ドラゴンクエストで有名な”すぎやまこういち”さんが作曲しました。
ちなみに関東圏競馬場の本馬場入場曲や、
中山競馬場開場時に流れていたBGM「キング・オブ・ターフ」と、
G1レースの本馬場入場の曲「グレード・エクウス・マーチ」も、
すぎやまさんが作曲しています。
※関東圏:G1レース
・ 皐月賞、NHKマイルカップ、オークス、日本ダービー、スプリンターズステークス、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念、ホープフルステークス
関西G1ファンファーレ
関西(京都・阪神・中京)のG1レースで演奏されるファンファーレは、
宇宙戦艦ヤマトの作曲者”宮川泰”さんが作曲したものです。
よく聞くとたしかに宇宙戦艦ヤマトのテイストが入っている感じがします。
※関西圏:G1レース
・ 高松宮記念、大阪杯、桜花賞、天皇賞(春)、秋華賞、菊花賞、チャンピオンズカップ、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティステークス
他の競馬場でファンファーレ作曲者
上記のG1ファンファーレのほかにも、
宝塚記念には1999年より一般公募により選ばれたファンファーレを、
毎年(2012年除外)生演奏されている。
作曲者は早川太海さん
各競馬場ごとに一般競走用、特別競走用、重賞競走用の3曲ずつが使用されており、
中京競馬場・小倉競馬場の音楽の作曲:川口真さん
福島競馬場・新潟競馬場の音楽は作曲:服部克久さん
札幌競馬場・函館競馬場の音楽は作曲:鷺巣詩郎さん
障害競走の音楽は三枝成彰さんが作曲している。
地方競馬では競走創設20周年となる2020年より、
JBC競走専用ファンファーレを使用、
開催競馬場によって「東京トゥインクルファンファーレ」もしくは、
開催競馬場の地元のファンファーレ隊が生演奏を実施している。
まとめ
G1ファンファーレなどは誰もが知っている有名な作曲家が、
作曲していて驚きました。
すぎやまこういちが亡くなったときにはG2レースの毎日王冠で、
G1ファンファーレを追悼の為に演奏したり、
ファンファーレというのは競馬の中でも大きな、
ウエイトをしめているようです。
これからもそんなことを思いながらファンファーレを聞いてみると、
競馬も面白く感じるかもしれませんね。
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