トランペットのマウスピースは唇の真ん中に、
あてて吹くものだと、
ブラスバンドなどで耳にタコができるくらい言われますが、
レコ大のバックバンドの女性トランぺッターは、
マウスピースの位置が左にだいぶズラして、
変な吹き方でした。
必ずしも真ん中じゃなくてもいい
実は必ずしもマウスピースは真ん中ではなくてもいいのですが、
真ん中が唇の中で一番柔らかく、
細かな動きができやすい所なので、
ブラスバンドなどでは必ず真ん中と言われるでしょう。
わたしも指導するマーチングバンドのこども達にも、
そう伝えていますが!・・・
必ずしもそれが全てではありませんが、
変な吹き方になってしまいます。
歯の形や生え方、唇の形など要因は色々とあるでしょうが、
横のほうが吹きやすい人もいます。
でも学生のみなさんは真ん中で吹けるように練習してください。
そのほうが絶対に音域の広さ、音量などの大きさなど、
楽に吹けるはずなので。
ほっぺを膨らましてもいけないけど
金管楽器を吹くにあたり、
ほっぺを膨らせるのもダメです。
せっかくお腹から出した空気が、
ほっぺが膨らむことにより口の中で対流して、
ストレートに楽器に空気が入っていきません。
しかし、例外のトランぺッターもいます。
超有名なトランぺッター日野皓正さんです。
日野さんはトンデモナイ肺活量で、
楽器を吹くので楽器に入っていく量よりも、
多くの空気がお腹から送られるため、
ほっぺが膨らんでしまうのです。
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