1990年1月に放送を開始したアニメ「ちびまる子ちゃん」だが、
主役の”まるちゃん”の新しい声優はまだ決まっていない。
初代まる子の声優を務めた”TARAKO”さんの急逝で、
新たな”まるちゃん”の声を誰が担当するのか?
注目されている。
起用のきっかけは声
なぜTARAKOさんが初代まるちゃんの声に抜擢されたのかというと、
原作者・さくらももこさんに声がそっくりだったそうだ。
それまでTARAKOさんは声優でのアタリ役がなく、
苦しい生活を強いられていたらしい。
そんな時に、ちびまる子ちゃんの声優オーディションで、
声を聞いた瞬間、TARAKOさんに決まったそうだ。
2代目となる”まるちゃん”も、
原作者のさくらももこさんに声が似ている人にするのでろうか?
4月以降は再放送で対応
フジテレビの専務取締役の大多亮氏は「まだ決まってないんですよ」とコメント。
「本当に今選定中で、
早く決めねばと思っているんですが、
まだ決まっておらず、
4月以降もしばらくは今の形で再放送という形で続きますが、
なるべく早く、一刻も早く後任の方を決めて、
放送に結びつけたいと思ってます」と説明した。
あまりの急なことだったので、
国民的アニメの後任声優はそう簡単には決めれないと思います。
誰もが納得できる声優さんに決まって欲しいですね。
ファンの反応は?
今回の後任声優の選定が難航していることに、
SNSでは様々な意見が見られた。
【肯定派】
- ちびまる子ちゃんは膨大な話数があるので、新しい声優さんが決まるまで、当面は再放送でも良いと思います。
- 今暫くは過去の名作回でいいと思う。 そういう意味で、津久井教生さんの関口君、富山敬さんと青野武さんの桜友蔵等、皆様が懐かしい声優の最後のチャンスかもしれません。 過去の放映楽しみましょう。
- 慌てて代役を立てるよりも、時間をかけて 後任を選ぶようにされた方が良いと思います
【否定派】
- 人選が難航するのはわかるし、焦らず決めたらいいとは思うけど、他のレギュラー声優さんのことも考えてあげるべきだと思う。
- 新人や声優の卵、はては、一般人からのオーディションでもいいと思う。 無理にTARAKOに似せるのではなく、 新しいまる子を出せる人という選び方の方が成功すると思う
- ずっと再放送でと言う方も多いがプロダクションも制作会社も他の出演声優さんたちもいることだし そういうわけにもいかないでしょう
- 原作者の方も亡くなり、すでに原作は枯れてるしタラコさんの代わりは考えられないしここでちびまる子ちゃんを終了させるのもリスペクトの一つだと思います。
みなさん、ちびまる子ちゃんが好きだから、
真剣なコメントが飛び交うのでしょうね。
誰が後任を務めるのか?
その重圧は相当だと思いますが、
だれになっても頑張って貰って、応援していきたいですね。
後任は決定(4月11日)
フジテレビ系のアニメ「ちびまる子ちゃん」だが、
34年間務めてきたTARAKOさんの後任に、
声優の菊池こころさんが引き継ぐことが分かった。
出演作には
- 「BORUTO―ボルト―」で主人公のチームメート・うちはサラダ役
- 映画「ドラえもん のび太の地球交響楽」では物語のカギを握るロボット・チャペック役
- 「デジモンゴーストゲーム」ではトブキャットモン役
4月21日(日)の放送から、菊池まるちゃんがスタートする。
同時に35周年を祝う原作まつりも開催とのことだ。
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