「あなたに命の危険が迫っています!」
2024年1月1日16時10分ごろ、
石川県能登地方で起こった震度7の地震のあと、
NHKではサッカー中継から緊急放送に切り替え、
緊急地震速報では女性アナウンサーの鬼気迫る、
呼びかけが続いた。
まさにテレビの向こうにいるであろう視聴者に、
まずは「命の危険」を真摯に伝えたアナウンサーは、
入社7年目の山内泉さんだ。
山内泉アナ:プロフィール
本名:山内泉(やまうちいずみ)
出生地:愛知県
出身地:東京都
最終学歴:慶應義塾大学経済学部
職歴:金沢放送局→東京アナウンス室
現在の担当番組:
- NHKニュース7(金曜 – 日祝サブキャスター:2023年4月7日 – )
- さわやか自然百景(ナレーション:2021年5月30日 – 、不定期)
- 音の風景(ナレーション:2023年4月 – )
強い呼びかけ
2024年1月1日16時10分ごろ、
石川県能登地方で起こった震度7の地震のあと、
スタジオで緊急出演し、
緊急地震速報を伝えた山内泉アナは、
- 「緊急地震速報です。揺れているのが確認できました。石川県の皆さん、テーブルや机の下に隠れて下さい。安全な場所にいてください」
- 「津波警報です!すぐに逃げて下さい!いますぐためらわずに逃げて下さい。東日本大震災を思い出して下さい!」
- 「大津波警報が出ました!今すぐ逃げること!高いところに逃げること!」
そんな語彙を強めに緊急地震速報を伝えた。
山内泉アナは入社当初は金沢放送局だったこともあり、
金沢の皆さんの命を救いたい、
昔、お世話になった人々に伝えたい、
そんな気持ちで叫んだのかもしれません。
ちょっと怖いというSNSの反応
SNSでは「怖い」や「落ち着いてほしい」という声もあったり、
- 「これが災害時のアナウンス。逃げるように促して流石だなと思った」
- 「NHKのアナウンスは適切」
- 「危機感を伝えながら冷静さを失わない。プロフェッショナルの真髄をみた」
- 「合間に原発情報を伝える時には冷静にアナウンスされてました」
- 「この放送で私も涙が出ました。真に心配して訴えているのをひしひしと感じました。高く評価します」
という賞賛の声も多数あった。
たしかに非難する声もありましたが、
こういう時は伝えたい人たちに真っすぐ伝わるように、
今回のような語彙強めに伝えるのは、
あっていい事だと思います。
それでも逃げない人もいるのでしょうが、
少しでも逃げなくちゃと思える放送でした。
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