9月5日に大樹町で行われた
芸術鑑賞会「MUSICのすすめ! みんなが持っている鍵盤ハーモニカで素敵な音楽を♪」の
当日風景と感想を書いていこうと思います。
我々、北海道ケンハモ団は全道各地で演奏をさせてもらっているのだが、
今回のコンサートは我々にとっても忘れられないものとなりました。
笑顔あふれる60分 北海道ケンハモ団コンサートレポート
私たち 『北海道ケンハモ団』 は、鍵盤ハーモニカを中心にさまざまな音楽ジャンルを演奏するグループです。
普段は学校や地域のイベント、ホールコンサートなどで活動しており、
子どもから大人まで幅広い世代に音楽の魅力をお届けしています。
今回のコンサートでは、「アニソン」「クラシック」「J-POP」、
そして迫力たっぷりの「打楽器曲」など、ジャンルの垣根を越えたバラエティ豊かなプログラムをご用意しました。
特に、聴いてくれる小学生のみなさんが最後までワクワクしながら楽しめるよう、
曲順や演出にもこだわり、メンバー一同、何度も練習を重ねてきました。
使用する楽器も、普段学校で子どもたちが使っているおなじみの鍵盤ハーモニカだけではありません。
大人向けの深みある音色のモデルや、木のぬくもりを感じられる木製鍵盤ハーモニカ、
さらにはイタリア製の珍しい鍵盤ハーモニカなど、見た目も音色も個性的な楽器が勢ぞろい。
曲ごとに楽器を持ち替えるたび、客席からは「わあ!」と歓声や驚きの声が上がっていました。
こうして迎えた本番当日、会場は笑顔と拍手に包まれ、60分間があっという間に過ぎていきました。

世代を超えてつながる音楽 北海道ケンハモ団のアンコールの瞬間
アンコールの声が鳴りやまないうちに、
私たちは、この日のラストを飾るJ-POPの人気曲を3曲続けてお届けしました。
1曲目は、キュートで軽快なリズムが耳に残る 『可愛いだけじゃダメですか?』。
2曲目は、やわらかなメロディと歌詞が心をそっと包み込む 『ライラック』。
そしてラストは、元気いっぱいの掛け声とリズムで会場をひとつにする 『はいよろこんで』。
どの曲も自然と体が動き、声が出てしまうようなナンバーばかりで、アンコールにぴったりの盛り上がりを見せました。
この特別な時間をさらに楽しんでいただくため、客席のみなさん全員に、
私たち手作りの「ガシャポンのケースで作ったマラカス」をお配りしました。
透明なカプセルの中には色とりどりのビーズが入っており、振るとシャカシャカと軽やかな音が響きます。
手の中で転がる感触や、小さな粒がぶつかり合う音色に、子どもたちは目を輝かせていました。
演奏が始まると、会場全体がひとつの大きなステージに変わったかのようでした。
マラカスを振りながら体を左右に揺らす子、笑顔いっぱいで歌いながら飛び跳ねる子、
そして演奏する手元をじっと見つめて真似しようとする子もいました。

曲のサビになると、会場のあちこちから歌声が重なり、マラカスの音と手拍子が響き合って、
まるで大きな合唱団のような一体感が生まれました。
その光景を目にしながら演奏している私たちも、胸が熱くなりました。
音楽がこんなにも自然に世代を超え、人と人の心をつなぎ、
笑顔を生み出す力を持っていることを改めて感じた瞬間でした。
コンサートが終わり、会場を後にするお客様からは、
「本当にライブみたいでメッチャ楽しかった!」
「また絶対来てね!」
と、うれしい言葉をたくさんいただきました。手を振りながら笑顔で帰っていく子どもたちの姿は、
私たちにとって何よりのご褒美です。
これからも北海道ケンハモ団は、ジャンルを越えて、
子どもから大人まで楽しめる音楽をお届けしていきます。
次回はさらに新しい挑戦を盛り込み、驚きと感動に満ちた時間をお届けできるよう、
心を込めて準備を進めてまいります。
またみなさんと音楽でつながれる日を、心から楽しみにしています。



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