菊池桃子はソロのアイドル活動からの脱却し、
ロックバンドのボーカルに転身するといい、
新たな挑戦となった「RA MU(ラ・ムー)」とはどんなバンドだったのでしょうか?
独特な音楽路線だった ”RA MU(ラ・ムー)”
菊池桃子はアイドルでいることに違和感を感じ始め、
ロックバンドのボーカルに転身するといい、
新たに結成するロックグループ『RA MU(ラ・ムー)』のボーカルとして、
歌手活動を行うと発表しました。
バンドの構成は2人の黒人バックコーラスを擁する7人編成で、
本人達は「ロックバンド」を名乗っていましたが、
菊池桃子さんの透き通ったアイドルボーカルは変わらず、
ソロ時代と遜色なく、
バンドのサウンドはR&Bやファンクというブラックミュージック色が強く、
その斬新な音楽性とダンスというかステップも相まって、
コミックバンドのような扱いになってしまった。
再注目される”RA MU(ラ・ムー)”の楽曲
菊池桃子さん自身はデビューから歌唱力に定評があり、
作曲を一手に引き受けた林哲司は難度の高い楽曲も躊躇せずに提供した。
1985年2月に発表したシングル「卒業-GRADUATION-」から、
1987年3月の「アイドルを探せ」まで、
シングル曲が7作連続で週間オリコンチャート1位を獲得していたが、
「RA MU(ラ・ムー)」のレコードセールスは、
残念ながらソロ時代を超えることはできず、
オリコンで4位となった「少年は天使を殺す」以降は話題とならなくなった。
解散から約20年を経た2010年代の
シティ・ポップのブームの中で
「RA MU(ラ・ムー)」の楽曲群は再評価を受けている。
癖になる歌詞
独特のステップと、癖になる歌詞、
それに対照的なブラックミュージックサウンド、
そして菊池桃子さんの個性的な歌声に、
「RA MU(ラ・ムー)」の楽曲群は再評価を受けている。
♪あ・い・はこころの仕事よ~という歌詞は、
思わず口ずさんでしまいます。
まとめ
菊池桃子さんの澄んだ声は「ソロ」でも「ラ・ムー」でも、
変わらず歌い上げられていました。
「RA MU(ラ・ムー)」は前衛的なバンドだったため、
時代の流れにうまく乗れずにいましたが、
現在ならばその独特なサウンドが受け入れるかもしれません。
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