AKB48が2023年12月31日、年内最後の劇場公演となる、
「AKB48劇場大晦日公演~年忘れアイドルの歌2023~」を開催した。
大晦日にAKB48全メンバーがAKB48劇場に集結し、
2チームに分かれて、
AKB48以外のアーティストの楽曲も披露するなど、
普段見ることのできないパフォーマンスで大晦日を盛り上げた。
エンディングではAKB48グループ総監督の向井地美音が、
目を潤ませながら、次期総監督とAKB48への熱い想いを伝えた。
そして、向井地から4代目AKB48グループ総監督に指名されたのは倉野尾成美だった。
グループ総監督とは
AKB48の1期生メンバーだった【高橋みなみ】が初代総監督だった。
チームAキャプテンを務めていた時から、
AKB48のイベント・記者会見などにおいて、
グループ全体を代表して挨拶やコメントをする時は、
大抵の場合高橋みなみがその役目を負っていたことにより、
秋元康から総監督に任命され、
名実ともにAKB48全体のリーダーとなった。
初代総監督:高橋みなみ
高橋みなみは総監督について、
「正直、総監督はしんどいです。きついです」と言い、
総監督はメンバーの代表者であり、
秋元康やスタッフの意見をメンバーにわかりやすく伝える伝達係であり、
メンバー同士やメンバーとスタッフをつなぐ人であると語っている。
2代目総監督:横山由依
9期生初の昇格だった【横山由依】が、
AKB48の2代目総監督へと就任したのは、
2014年12月8日、
この日行われた『AKB48劇場9周年特別記念公演』において、
1年後をめどにグループからの卒業を発表した、
AKB48グループ総監督高橋みなみより、
次期(2代目)総監督に指名されました。
横山由依はNMB48との兼任をしたり、
AKB48グループの中でも色々な経験と共に、
48グループメンバーに愛され認められていた。
3代目総監督:向井地美音
2018年12月8日、AKB48劇場13周年特別記念公演において、
次期総監督に横山由依から指名された。
1歳のころから子役活動を開始し、
映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』や、
テレビドラマ『アンフェア』シリーズに出演していた。
子役を一時休業していたが、
両親に相談し、AKB48第15期生オーディションに応募し、
AKB48第15期生オーディションの、
最終審査に合格しAKB48に加入した。
向井地美音が総監督を務めていた期間は、
コロナ過もあり無観客公演や握手会の中止など、
苦しい期間をAKB48を支え続けた。
4代目総監督:倉野尾成美(くらのおなるみ)
AKB48ではチーム4に所属しキャプテンを務めた【倉野尾成美】が、
4代目AKB48のグループ総監督に指名された。
「会いに行くアイドル」がコンセプトのチーム8の熊本県代表として、
AKB48グループに所属。
途中、チーム4との兼任・キャプテンも務めた。
2023年9月にはオーディション番組「OUT OF 48」で審査を勝ち抜き、
ガールズグループ『UNLAME』のメンバーとなる。
2023年12月31日現総監督の向井地美音から4代目総監督に指名された。
倉野尾成美:プロフィール
本名:倉野尾成美
出身地:熊本県荒尾市
生年月日:2000年11月8日
愛称:なる
別名義:NARUMI(UNLAMEとして)
血液型:A型
身長:152cm(向井地美音より2cm高い)
デビュー:2014年4月3日
所属グループ:【AKB48】【UNLAME】【7秒後、君が好きになる。】
事務所:株式会社DH
その他:南阿蘇村観光PR大使
※2024年3月17日に4代目総監督就任
向井地美音:コメント
3代目AKB48グループ総監督に就任してから約5年間、
支えてくださったみなさん本当にありがとうございました。
今までのアイドル人生では知り得なかったような、
数多くの貴重な経験をさせていただいたと同時に、
コロナ禍をはじめ、
いくつもの壁が立ちはだかる中で何度も不安な思いをさせてしまったと思います。
それでもどんな時も信じて支えてくれたメンバーやスタッフさん、
そしてファンのみなさんがいたからここまで走り切ることができました。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
4代目AKB48グループ総監督には倉野尾成美ちゃんを指名させていただきました。
一緒に活動している中で、
パフォーマンス面やアイドルとしての心構えという意味でも、
メンバーのみんなに堂々と背中を見せられる存在だと日々感じているので、
なるちゃんにならこれからのAKB48を任せられると思っています。
私も自分の経験を生かし精一杯サポートしていきますので、
ファンのみなさんにも温かく支えていただけたら嬉しいです。
2024年もAKB48の応援をよろしくお願いいたします!
-AKB48-オフィシャルブログより
倉野尾成美:コメント
この度、4代目AKB48グループ総監督に就任することになりました。
倉野尾成美です。
このお話をいただいた時、
自分に務まるのか不安な気持ちもありましたが
、今年のAKB48を振り返ると新たな道を進むために、
グループを卒業していくメンバーがいたり、
18期生の加入や19期生の募集があったりと、
AKB48が新たな分岐点にあることを感じていました。
そんな変わりゆくAKB48で自分はどうありたいかを考え、
常に引っ張ってくださった先輩方のように、
先陣を切っていける存在になりたいという思いが強くなりました。
これまで私は3人の総監督の姿を見てきましたが、
三者三様の魅力があり、
どの時代も共通して「ついて行きたい」と思う総監督でした。
自分もそういった存在になれるように、
総監督としてグループを引っ張っていきたいです。
これからもAKB48をよろしくお願いいたします。
-AKB48-オフィシャルブログより
まとめ
3代目総監督の向井地美音は、
落ち目となってきたAKB48を鼓舞し、
ネームバリューのある先輩は次々に卒業し、
コロナ過の無観客公演など厳しい期間を、
立派に支え続けてきた。
次の倉野尾成美は簡単ではないだろうが、
今のAKB48を盛り立てて、
復活してほしいので応援していきましょう。
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