“結成16年以上”の漫才師たちによるフジテレビの賞レース
『THE SECOND~漫才トーナメント~』が、
今年も開催され、
ノックアウトステージ進出の32組が発表され、
その中に超超々ベテランの”ザ・ぼんち”の名前が挙がっている。
さらにプラス・マイナスの岩橋が吉本と契約解消したため、
プラス・マイナスはコンビ解散となり、
1枠が空いた状態となった。
追記:のこり1枠はCOWCOWが代打出場することが発表された。
プラス・マイナス解散で不出場
吉本興業は22日、
お笑いコンビ「プラス・マイナス」の、
岩橋良昌と契約を解消すると発表した。
岩橋はX(旧Twitter)等のSNSにおいて、
関係者の名誉を毀損する不適切な、
投稿行為や配信をたびたび繰り返し、
その都度、吉本は面談のうえで注意指導を繰り返していた。
これ以上のマネジメント契約の維持は困難と判断し、
やむなく契約解除通知をしたようです。
岩橋はこれまでSNSへの、
さまざまな“過激”投稿が注目を集めていた。
21日には自身のX(旧ツイッター)を更新。
「吉本、芸人辞めます お疲れ様でした。」と投稿。
残念ながら出場が決まっていた
『THE SECOND~漫才トーナメント~』の
出場も事実上不可能になった。
23日に元相方・兼光タカシがSNSを更新、
岩橋の契約解除前日に”プラス・マイナス”は解散したと、
自身のSNSで報告している。
代打出場 COWCOW
COWCOW(カウカウ)は吉本興業所属のお笑いコンビ。
共に大阪NSC12期生。
1993年結成。中学・高校の同級生で組んだコンビ。
それぞれピンでもネタを行っており、
そちらもコンビのネタ同様に力を入れている。
移住も頭をよぎるほど、インドネシアで人気者となっている。
ザ・ぼんち
1980年代前半の「漫才ブーム」で人気を博し、
1981年、シングルレコード「恋のぼんちシート」を発売し、
売上約80万枚に達し、
オリコンチャートでは最高位2位を記録する大ヒット曲となり、
同年全国7か所縦断コンサートを開催。
最終日の7月21日には日本武道館で公演し、
武道館でコンサートを開催した初の漫才師となった。
共に活躍したお笑い芸人には、
- 横山やすし・西川きよし
- B&B(島田洋七・島田洋八)
- 島田紳助・松本竜介
- 西川のりお・上方よしお
- 太平サブロー・シロー
漫才ブームが沈静化するに従い仕事が減少し、
また芸の消耗が激しかったこともあり、
ザ・ぼんちは1986年に、
一時コンビを解散した。
長い活動休止をはさみ、2000年代に再始動。
今回の『THE SECOND~漫才トーナメント~』出場が発表された。
昨年のファイナリストたち
前回準優勝のマシンガンズをはじめ、
囲碁将棋、金属バット、超新塾、テンダラーの
前大会ファイナリストはシード権があるようで、
昨年の雪辱を果たすべく、
優勝を虎視眈々と狙っているようだ。
”M-1グランプリ”から”ザ・セカンド”へ
2023年に『M-1グランプリ』のラストイヤーを戦い終えたメンバーも、
早速”ザ・セカンド”へシフトチェンジし、
優勝を目指している。
- 祇園
- ダブルアート
- リニア
- ななまがり
- ヘンダーソン
超ベテランから、M-1世代のお笑い芸人まで、
さまざまな世代の漫才師が第2回大会の覇者を目指す。
ノックアウトステージ出場32組
- 囲碁将棋・2004年結成(吉本興業東京本社に所属)
- インポッシブル・2005年結成(吉本興業東京本社に所属)
- LLR・2002年4月結成(吉本興業東京本社に所属)
- COWCOW・1993年結成(吉本興業大阪本社に所属)空いた1枠の代打出場
- ガクテンソク・2005年9月結成(吉本興業東京本社に所属)
- かもめんたる・2007年結成(サンミュージックプロダクションに所属)
- 祇園・2008年結成(吉本興業大阪本社に所属)
- 金属バット・2007年4月結成(吉本興業大阪本社に所属)
- ザ・パンチ・1998年結成(吉本興業東京本社に所属)
- ザ・ぼんち・1972年結成(吉本興業大阪本社に所属)
- ジャルジャル・2003年結成(吉本興業東京本社に所属)
- シャンプーハット・1994年11月結成(吉本興業大阪本社に所属)
- ショウショウ・1987年12月結成(吉本興業東京本社に所属)
- タイムマシーン3号・2000年結成(太田プロダクションに所属)
- ダブルアート・2008年4月結成(吉本興業大阪本社に所属)
- タモンズ・2006年結成(吉本興業東京本社に所属)
- 超新塾・2001年10月結成(ワタナベエンターテインメント所属)
- テンダラー・1994年6月結成(吉本興業大阪本社に所属)
- 東京ダイナマイト・1996年(初代)2001年(二代目)結成(吉本興業所属)
- 流れ星☆・2000年6月結成(浅井企画に所属)
- ななまがり・2008年11月結成(吉本興業東京本社に所属)
- 母心・2008年結成(オフィスまめかな所属)
- ハンジロウ・2003年結成(マセキ芸能社に所属)
- プラス・マイナス・2003年6月結成(吉本興業東京本社に所属)岩橋の契約解消によりコンビ解散不出場となる。
- ヘンダーソン・2008年8月1日結成(吉本興業大阪本社に所属)
- マシンガンズ・1998年結成(太田プロダクション所属)・・・昨年準優勝
- 三日月マンハッタン・2002年結成(松竹芸能所属)
- モンスターエンジン・2007年結成(吉本興業大阪本社に所属)
- ヤング・2003年8月結成(フールズ所属)
- ラフ次元・2006年結成(吉本興業大阪本社に所属)
- ランジャタイ・2007年結成(グレープカンパニー所属)
- リニア・2008年結成(プロダクション人力舎所属)
- ロビンフット・2000年結成(ソニー・ミュージックアーティスツ所属)
(※五十音順)
ノックアウトステージ対戦方法
32組の漫才師たちが挑む「ノックアウトステージ」は、
出場者が2組ずつネタを披露し、
1対1の“タイマン”形式で面白さを競う漫才バトル。
「開幕戦ノックアウトステージ32→16」
「ノックアウトステージ16→8」
これらを勝ち進んだ8組のファイナリストが、
決勝戦「グランプリファイナル」で、
1DAYトーナメントバトルを展開し、
最後まで勝ち残った1組が、
優勝の栄冠を手にする事が出来る。
「グランプリファイナル」は、
今年5月に全国ネット・ゴールデンタイムに、
生放送される予定だそうだ。
審査委員長はどうなる?
前回の大会では松本人志の審査について、
オリエンタルラジオの中田敦彦が、
youtubeで苦言を呈し、
大炎上するなど何かと話題になっていたが、
今回は松本人志が活動休止中なので、
審査委員などはどうなるのかは、
不透明な状態だ。
まとめ
M-1という目標を失った漫才師、
ベテランだが露出が減っている漫才師、
色々な思いを胸にステージに上がります。
超超々ベテランの”ザ・ぼんち”の出場も楽しみですね。
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