「ドラゴンクエスト」に登場するスライムは、
可愛らしいデザインで世界中のファンに愛されていますが、
その誕生秘話は意外と知られていないかもしれません。
どのようにして【鳥山明】先生の手からスライムが生まれたのか？
今回はスライムの誕生秘話を調べてみました。
スライム誕生のきっかけ
ドラクエの生みの親である堀井雄二さんが描いた初期のラフ画では、
スライムは不定形でドロドロとした見た目で、
キャラクターとしてはかなり怖い印象を与えていました。
人の顔に張り付いて窒息死させるという設定でした。
鳥山明さんがキャラクターデザインを任されると、
雨粒をイメージして、
そこに大きな目と口を加えて、
親しみやすい今のスライムのイメージへと変貌させました。
このデザインがドラクエのモンスター=かわいくて愛嬌がある、
という世界観の原点となりました。
スライムのデザイン過程
鳥山明さんはスライムのデザインについて、
一番時間がかからなかったと語っていました。
シンプルながらにアイコニックなデザインは、
後の多くのゲームやメディア作品に影響を与えています。
スライムはシンプルでありながらどこか愛らしいデザインで、
今でもドラクエシリーズを象徴する存在ですね。
このドラクエのスライムがキッカケで、
色々な作品に出てくるスライムは、
可愛かったり、愛嬌があったり、仲間になってくれたり、
みんなに愛されるキャラクターの代表になりました。
スライムのデザイン特徴
鳥山明さんがデザインしたドラゴンクエストの、
スライムに関するこだわりは、
シンプルながらも印象強いキャラクターを、
創り出すという点にあります。
鳥山明さんが手掛けたスライムデザインは、
ドラゴンクエストの世界観において、
重要な役割を担うこととなりました。
ドロドロしたモンスターから、
親しみやすく愛らしいキャラクターに変貌を遂げることで、
スライムは瞬く間に多くのファンのアイコンとなり、
今ではゲームを象徴する存在です。
鳥山明さんのインスピレーションと創造性
父親がバイクレーサーであり、
自身もモデルガンやプラモデル作りを趣味とするなど、
メカデザインへの愛と深い造詣があり、
作品の中で数多くの魅力的なマシンを描いています。
ドラクエのキラーマシンや、ドラゴンボールに出てくる乗り物の、
インスピレーションはそこら辺から来ているんでしょうね。
まとめ
スライムが可愛いというイメージが出来て、
その後の【転スラ】の”リムル”や、
【とんでもスキルで異世界放浪メシ】の”スイちゃん”、
【転生賢者の異世界ライフ】の”スライム”たちなど、
可愛くて、愛らしくて、愛嬌があるそんなスライム像は、
鳥山明先生のおかげですね。
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