ドラゴンボールの実写版映画「DRAGONBALL EVOLUTION」は、
ファンからも批評家からも辛辣な評価を受けており、
ある意味「伝説的な駄作」として語り継がれています。
2009年に公開されたドラゴンボールの実写映画。
世界的に有名なマンガ・アニメの実写化ということで注目を集めましたが…。
実写版は原作の魅力を活かせず、
ファンからは「名前だけのドラゴンボール」との声も。
ストーリーやキャラクター設定など、
多くの部分で原作から離れた内容となっています。
この酷い内容が後々のアニメ実写化に対する嫌悪感となっていきました。
酷評といわれるポイント
【ストーリーの浅さ】
中学生の妄想レベルと言われるストーリー。
実写化にあたり原作の複雑なバトルやドラマが、
単純化されてしまったとの指摘があります
【見た目のチープさ】
岩が発泡スチロールで作られていたり、
小道具の安っぽさが目立ったりと、
ビジュアル面でのがっかりポイントも
【実写化の是非】
「そもそも実写化するべきではない」という声も少なくなく、
アニメ特有のダイナミックな演出は、
実写では再現しきれなかったとの意見が多くありました。
鳥山明先生の当時のコメント
他人に対して腰が低く偉ぶらない鳥山明先生でしたが、
この映画に対してはちょっと思うところもあったようで、
本編前に鳥山明氏のコメントで
「別もののドラゴンボールです」と出るので、
その一言が全てだったのでしょう。
ファンのコメントも、
「原作をここまで無視して作れるな」
「ドラゴンボールという名前を使ってほしくない」
「ちょっとダメなB級アクション映画でした」
という辛辣なコメントの嵐でした。
俳優ジャスティン・チャットウィンが鳥山明さんを追悼
20世紀フォックスが配給し、
「ドラゴンボールシリーズ生誕25周年記念作品」という力の入れようだった、
実写版映画「DRAGONBALL EVOLUTION」で主人公・孫悟空を演じた、
俳優ジャスティン・チャットウィンが、
「Rest in peace,brother.And sorry we messed up that adaptation so badly」
（安らかに、ブラザー。そして、脚色がとてもひどくて、大コケしてごめんなさい）
と哀悼の意をインスタに上げている。
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