イッテQでガンバレルーヤがチャレンジした、
【タットダンス】はどのような起源から発生したのか?
その独自の魅力と基本ステップを調べてみました。
タットダンスとは?
タットダンスは、腕や手、肘などの細かな動きを使って、
独特の表現をするダンススタイルです。
この動きは、古代エジプトの象形文字が源流とされ、
ツタンカーメン(Tutankhamen)に由来して、
タット(tut)と名付けられたと言われ、
ポッピングダンスの一種として世界中で愛されています。
タットダンスの元祖であるキングタットは、
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の
「REMEMBER THE TIME」で見られます。
ポッピングダンス
1960年代~1970年代、米国で誕生。
筋肉を瞬間的に収縮させて「弾む」感覚を表現するダンス。
ロボットスタイル、アニメーションスタイル、ブガルスタイルなど
多彩なバリエーションがあります。
ストリートダンスの中でも独特の魅力を持つジャンルで、
筋肉を「ポップ」させることにより、
ロボットダンスのような動きを実現します。
タットダンスの基本ステップ
タットダンスは下半身は動かさずに、
上半身や腕、手を使って行うダンスで、
基本的な動きは次の通りです。
- スライド: 腕や手で直線を作り、平行に動かします。基本の動きの一つです。
- キープ: 動きを一時停止させることで、他の動きとの対比を作り出します。
- ウェーブ: 手や腕を流れるように動かし、滑らかなウェーブを作ります。
- ロール: 肘や手首を中心に、腕全体を回転させる動きです。
スライド
腕や手を地面や壁に垂直・平行に動かす技です。
直線になるように腕や手を意識しながら移動させます。
腕や手を真っ直ぐ伸ばしているつもりでも、
曲がっているケースが多いため、
鏡を見て確認しながら感覚を掴みましょう。
正しい形を把握したら、
手首や肘を曲げずに動かしたり、
ブレずに動かしたりする練習を重ねます。
キープ
キープは、腕や手・手首を微動だにせずに、
ぴたりと止まった状態で保つ技です。
タットダンスの素早い動きの中では、
止めた瞬間をしっかりと見せて、
メリハリをつけることも重要です。
一見簡単そうに見えますが、
筋力や集中力を要するテクニックであるため、
練習が欠かせません。
ウェーブ
手や腕に波をくぐらせるように動かす技です。
ダンスの全ジャンルに共通して取り入れられるウェーブは、
タットダンスにも応用されます。
なめらかなウェーブを再現するためには、
手首や肘の柔軟性と可動域が重要です。
最初から手全体にウェーブを入れるのは難しいため、
肘・手首・手先と順番に動かす練習から始めましょう。
ロール
ロールは、手や腕を回して型を作る技です。
円に沿った動きをしたり、
パターン化された型を上下左右に動かしたりします。
まずは、止まった状態で腕や手を回す練習から始めましょう。
タットダンスでダンサーが意識すべき点
タットダンスは細かな動きが多いため、
それぞれの動作をはっきりとさせることが重要です。
曲のリズムやメロディに合わせて動きを調整することで、
ダンス全体の表現力が増します。
基本的な動作を学んだ後は、
自分なりのアレンジを加えることがポイントです。
個性的な表現を追求しましょう。
今回、ガンバレルーヤは集団でのタットダンスでしたが、
1人でも表現できるダンスの1つです。
まとめ
ガンバレルーヤのように短期間でマスターするのは、
とても大変そうですが、
1人でも複数人でも楽しめるようなので、
やってみたい人は、
チャレンジしてみてください。
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