朝ドラ【虎に翼】で主人公・寅子はとうとう弁護士への道を進み始めますが、
弁護士や検察官はどうして、
書類や荷物を「風呂敷」に入れているのでしょうか?
カバンもあった時代だとは思いますが、
現代でも弁護士や検察官の方は風呂敷を使っているようです。
どうしてなんでしょうか?調べてみました。
機能性と便利さ?
風呂敷は大きさや形状が変わる物を包むのに適しており、
書類や小物などを持ち運ぶのに便利です。
弁護士は様々なサイズの書類や資料を持ち運ぶ機会が多く、
風呂敷がそのニーズに対応できるかもしれません。
過去に一度鞄に変更しましたが、
証拠品の形状が多様なこと、
使用される用紙が薄く鞄に入れるとくしゃくしゃになるなど不便で、
結局みんな元の風呂敷に戻ったそうです。
また、持っていた書類や証拠は、
裁判で提出するので、
帰りは手ぶらで帰ってこれるというメリットもあります。
エコフレンドリー?
風呂敷は繰り返し使えるため、
環境に優しい選択と言えます。
弁護士の中には、環境への配慮を重んじる人もいるため、
そのような価値観を反映して風呂敷を使用するかもしれません。
伝統と文化への敬意?
風呂敷は日本の伝統的な包装法であり、
日本文化への敬意を示す意味合いもあります。
法律家として伝統や文化の重要性を理解し、
それを日常生活に取り入れることで、
その価値観を表現している可能性があります。
検事は国からの官給品として、
桐紋入りの風呂敷をいただくそうです。
個性やスタイル?
弁護士と一言で言っても、
個々に個性や趣味嗜好があります。
風呂敷を選ぶことで、
自分のスタイルや個性を表現しているとも考えられます。
特に、デザインや色合いが多様な風呂敷は、
ファッションアイテムとしても楽しむことができます。
弁護士個人のライフスタイルや価値観、
職業的なニーズに応じた選択が反映されている可能性があります。
まとめ
風呂敷じゃダメという規定はないようですが、
証拠品の形状が多様なこと、
使用される用紙が薄く鞄に入れるとくしゃくしゃになるなど、
そんな理由で風呂敷が多用されるようです。
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