宮根誠司さんが韓国の禁煙エリアで喫煙している動画が、
SNSで拡散され話題になっていますが、
MCを務める「情報ライブ ミヤネ屋」では、
冒頭に謝罪をした。
早朝に飛び込んできた水原通訳の電撃解雇で、
宮根誠司さんの炎上はすっかりかき消され、
大騒ぎにはなりませんでした。
韓国でのたばこ規制はどうなっているのか調べました。
韓国での煙草に関する法律について
近年、韓国では喫煙に関する法律が徐々に強化されており、
公的機関による訴訟も進行中です。
また喫煙率はOECD加盟国の中で2番目に高いとされていますが、
受動喫煙防止や未成年への影響を考慮して、
さまざまな規制が設けられています。
受動喫煙防止と未成年への影響
日本の健康増進法では受動喫煙防止に関する
努力義務のみが示されていますが、
韓国では国が法律で全国的に施設単位の
禁煙・分煙措置を規定しています。
2002年ごろから未成年に与える影響を考慮し、
テレビでの喫煙シーンに対する自主規制が開始されました。
現在ではドラマに喫煙シーンがなく、
タバコ自体も映されません。
韓国の主な喫煙禁止区域
韓国では1995年に国民健康法が制定され禁煙区域の設定が決定。
2003年以降医療機関や学校などの公的な場所や、
建物を中心に本格的に禁煙区域の導入が始まりました。
区域は急速に広がり、
ソウル以外の地方都市にも拡大しています。
バスやタクシー、地下鉄やKTXなどの公共交通機関では禁煙
バスやタクシーでの喫煙時50万ウォン以下、
列車内での喫煙時には1,000万ウォン以下の罰金が科されます。
ソウル市は2007年からバス停付近、
2016年から地下鉄駅の出入り口10m以内も禁煙区域に指定しています。
宮根誠司さんはバス停の付近での喫煙でした。
子どもたちの教育施設は禁煙
2003年以降、小・中・高校の敷地内は全て禁煙です。
大学は校舎内での喫煙はできません。
2018年から 保育園と幼稚園は敷地内に加え、
敷地から10m以内の区域でも喫煙が禁止されています(自治体によっては50m以内)。
劇場や室内体育館などの大型施設は原則禁煙
ミュージカルファンやK-POPファンをはじめとし、
旅行中に旅行中に行くこともある劇場や室内体育館などの
施設内では2003年以降、原則喫煙ができません。
室内外に設置された喫煙室を利用しましょう。
韓国はすべての飲食店で禁煙
2015年から、
全ての飲食店で全面禁煙となっています。
室内外に設置されている喫煙所を利用しましょう。
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